実を捨てる覚悟がなければ、真の王者にはなれない。
ほんの1~2ヶ月前までは風鈴同盟が、数週前まではロリビー同盟がLISAの王者として君臨していたことに疑問の余地はありませんが、今回の8G同盟対ロリビー同盟(別働の可能性有)+LS連合の一戦をみて、LISAの王者の位は一旦空位となったなと、私だけではなくB2での対戦を経験、あるいは見ていた人間は誰しもが実感したのではないでしょうか。
動画は8G同盟の防衛の様子を映したものというより、攻城側を第3MAPで逆に蹴散らしている様子を撮影したものと言ったほうが正しいです。
ロリビー同盟、LS連合、両勢力共に防衛ラインの攻略はおろか、第3MAPで逆に制圧されてしまう様子はみていて圧巻の一言に尽きます。
数の違いと言ってしまえばそれまで。推定100~120人規模を相手に攻城するには今回は明らかに攻め手の数が不足したと言えますが、ただ私はここで着目すべき点は数ではなく、その数を巧みに動かしてみせた指揮陣、個々の錬度の高さにこそ、着目すべきではないかと思います。事実、今回の対ロリビー、LS戦でライン攻略もままならない状態で第3MAPでほとんど撃退していたのが、ただ数だけが集まっている勢力ではない、数を上手に扱えている何よりの証拠となっていると思います。
と、ここまで8G同盟を誉めてばかりですが、今回の対戦で些細な事も含めていくつか分かった事、私が弱点だなと感じた事を少し書き留めておきます。
21時34分の時点で別働派遣をしているということは、派遣先の砦を選ぶ段階は20分から30分、といったところでしょうか。
直後、35分のラインの様子です。
明らかに数が減っていますね。SSに写っている人数は60人ちょっと。(2PC等の事情を抜きに考えて)約3分の1から半分近くの人間を別働で派遣していると考えられます。このくらいの規模ならば、ロリビー、風鈴ならば攻略可能でしょうし、MSW、LS、辺りならば単独でもEMCが成功すれば落ちるか落ちないかの攻防にまで持ち込めると思います。
派遣先の45分頃のB4です。
ラインのSSは取れなかったのですが、およそ40人規模の防衛で明らかにB2より少なかったですが、どうもLS連合との交戦後らしいとのことで、数は少しあてにしないでください。ただソロプリだから大目にみてくれたのかもしれませんが、「ソロプリ」がここまで行けてしまうのは問題ですね。もし大目に見た、というわけではないのでしたら、数の割りに気の抜けている防衛であると言わざるをえません。(というより、直前にLS連合と交戦していたという事を考えると?・・・詰めが甘いと言えてしまうかもしれません。)
以上の事を考慮して、いくつか対8G同盟の対策が練れます。
8G同盟自体は別働で動く時間帯が他の勢力に比べて幾分早い点が特徴ですので、(おそらく数が数ですので、早め早めに動く必要があるのではと。)21:30を過ぎた辺り、別働派遣の頃合を見計らって本陣を攻めれば上位勢力ならば単独での攻略も可能であると思います。
また長期的な対策として、早くからの別働隊派遣を阻止することが出来れば、つまりそれはイコールで8G同盟を本陣に貼り付けて2砦、3砦を防ぐ効果的な手法であると考えられます。
所謂確保時間帯に8G同盟の本陣にプレッシャーをかけ続け(=確保時間帯に攻め続け)8G同盟を一つの砦に抑え、(あわよくば宿無しを狙いつつ)自身の同盟もどこか一つ砦を確保出来れば、結果として8G同盟に土をつけることになると思うのですが・・・そこまで危ない橋を渡ろうとする勢力は今の所はなさそうです。それこそ私が最初に思った、実を捨てなければ、なのですが。
追記(雑記)
(また、それだけ機動力と攻城力を兼ね備えている勢力は私は風鈴同盟以外に存じませんが、その風鈴同盟がロリビー同盟との2週による戦い以降、実に走っているきらいがありますから、しばらくBは確保時間帯以外はロリビーと風鈴同盟の良い遊び相手が増えて、面白いぶつかり合いが見れそうですが、反面確保時間帯は今まで以上に手堅くなりそうな印象です。)
The White Stripes「Elephant」